2016年07月29日

日銀の金融政策は、ほぼ「据え置き」

アメリカは7月の利上げを見送りました。

米、追加利上げ見送り 声明で「短期リスク弱まった」 日経

米連邦準備理事会(FRB)は27日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で金融政策の現状維持を決め、追加利上げを見送った。

会合後の声明で「短期的なリスクは弱まってきた」と表明。

秋以降の利上げ再開に意欲をみせた。

海外市場の動向も見極めながら、引き締め時期を探る考えだ。

短期金利の指標であるフェデラルファンド金利(FF金利)の誘導目標を、年0.25〜0.50%で据え置いた。


6月の雇用統計は非常に良かったわけですが、利上げは見送られました。

雇用統計後にFRBが出す、より詳細な労働市場を分析した労働市場情勢指数(LMCI)は、6月「マイナス1.9」でした。

画像をクリックで拡大縮小


「0」以上は改善、「0」以下ならば悪化ですから、「マイナス1.9」という数字は、悪化しているということです。

今年に入ってプラスになったことがありません。

1月 マイナス1.5

2月 マイナス2.7

3月 マイナス3.3

4月 マイナス3.2

5月 マイナス3.6

6月 マイナス1.9

統計も多少粉飾されているようですから、差し引いて捉えています。

日本も統計が色々と出ておりますが、良いのは実質賃金だけであり、今年はほとんどプラスであり、マイナスは一つもありません。

家計調査も出ましたが、消費支出は「マイナス2.2%」でした。


エンゲル係数は、「26.75%」であり、25%を上回っています。

今年前半までのエンゲル係数をグラフにしてみました。

画像をクリックで拡大縮小

engerukeisuu201606.jpg
作成 : Creator's Room

今年前半は「25%」を下回っている月が3か月ほどありますが、よくグラフを見てみますと、1月〜6月までのどの月でも1年前と2年前の同じ月と比較しますと、今年はすべて上回っています。

これは生活程度が下がっているということを意味していますが、徐々にエンゲル係数が上昇しているということです。

アメリカのFOMCを受けて日銀の金融政策決定会合の政策も出ましたが結局、日銀は大した追加の緩和を打てませんでした。

ETF(上場投資信託)を3.3兆円から6兆円に増額しただけでした。

予測通りということでしょうが、半年ぶりの追加の緩和でしたが、やはりETFの増額しかできなかったようです。

日銀:ETF購入6兆円に拡大、国債購入やマイナス金利据え置き ブルームバーグ

J-Reit(不動産投資信託)も国債の買い入れ枠もマイナス金利幅もすべて「据え置き」でした。

マイナス金利の金利幅の拡大は、金融機関の反発を招くためにできず、国債の80兆円の買い入れ枠の増額も死期を早めるためにできない。

ヘリコプターマネーもできなければ、消去法でETFかJ-Reitの増額しか日銀はできない。

量・質・金利の三次元緩和は字句だけの話であり、実際の選択肢はほとんどない。

金融政策の限界としか見えず、今年中にヘリコプターマネー政策に踏み切ると思っています。

現状維持とほとんど変わらない、追加の緩和は金融政策の限界をあらわしていると思う。

ところが黒田総裁は強がっています。

「限界来ていない」

ブルームバーグのこの記事の部分を見て下さい。

あえて大文字で書かれています。

どう見ても強がりです。

ノックアウト寸前のボクサーが、膝をがくがくさせながら、

全然、きいてねえぜ

というのと同じです。

同時に量的緩和やマイナス金利が「限界に来たことは全くない」と指摘。

マイナス金利の効果は大きく今後より顕著になるとの見方を示し、「まだまだ深掘りしていく余地はあり得る」と語った。

政策検証に当たって量的緩和も「非常に重要」で、「軽視するようになるとは思わない」と述べた。

ETFに関しても必要があれば買い入れ増額も検討すると語った。


2017年度中の物価上昇率2%達成の時期は、また後ずれするかと見られていましたが、据え置きました。

その消費者物価指数も出ました。


日銀がターゲットとし、約束しているコアCPIは6月「マイナス0.5%」でした。

デフレの深化です。

去年と今年前半までのコアCPIをグラフにしてみました。

koacpi201606.jpg
作成 : Creator's Room

まさにつるべ落としです。

1年前の同じ月と比べると「0.6%」も物価が下落しています。

底が抜けたようなグラフになりました。

では日銀が重視している日銀版新型コアは、どうでしょう。

6月の新型コアは「0.8%」と前月と同じでした。


しかしてグラフにしてみると、少し事情が異なってきます。

昨年の夏からいきなり公表し始めた日銀版新型コアですが、こうなっています。

nitiginsingatakoa201606.jpg
作成 : Creator's Room

去年12月の「1.3%」をピークに物価の基調は下落傾向にあることが分かります。

もっと大胆な金融緩和が必要だったはずですが、できたのはETFの増額だけでした。

株はETFの増額で92円ほど上昇して引けていますが、失望感から市場では円が買われ、一時102円台まで急騰しました。

今は103円台に戻しています。

覚醒剤でラリっている市場には、あまり効果はなかったようです。

より強い覚醒剤を要求していたわけです。

しかして今の日銀には、その要求に答える力はありません。

バビロンの大淫婦」とは、よく言ったものです。

姦淫のぶどう酒を飲ませているわけですね。

中央銀行が作り上げている経済的ニルヴァーナは、悟りのニルヴァーナとは対極に位置するものです。

かつて「神に酔える人」スピノザという哲学者がおりましたけれども、人類は「神に酔える人」ではなく、「富に酔える人」となっています。

薬のバイヤーと化した中央銀行の行き着く先には、世界経済の廃人の道へとつながっているのでしょう。

神の心を求めれば、神からその心が与えられ、富を求めれば、中央銀行からその富が与えられる。

神の心を求めれば天地は一体化し、神の体(富)を求めれば、天地は分離していく。

神の心の「天」と神の体の「地」は、物質によって分かれていく。

神の心の天地一体」 対 「神の体の天地分離」がハルマゲドンです。

これを善悪の最終決戦という。


posted by 管理者 at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 経済

2016年07月27日

くわばら、くわばら

昨日26日の深夜3時「県立津久井やまゆり園」で大量殺人事件が発生しました。

意図的に障害者施設を狙ったようです。

全体図はこれです。

画像をクリック拡大

06.jpg
ソース: 記事の引用はすべて中国新聞

この施設の死者数はこれです。

04.jpg


東の居住棟で10人、西の居住棟で9人亡くなられています。

亡くなられた方々にお悔やみ申し上げます。

19人と言う数字は、まさに大量殺人であり、割と日本では起こっており、この点に着目した「TIME」誌が特集を組んでいます。

A History of Mass Killings in Japan TIME

ここでは、以下の4つを扱っています。

1 東京地下鉄サリン事件(1995年)

2 大阪の附属池田小事件(宅間守・2001年6月8日)

3 秋葉原通り魔事件(加藤智大・2008年6月8日)

4 取手駅通り魔事件(斎藤勇太・2010年12月17日発生)


奇しくも池田小学校事件と秋葉原通り魔事件の日付けが同じです。

中国新聞の記事も同じ視点の記事を書いています。

02.jpg03.jpg


今回の「津久井やまゆり園」で発生した大量殺人事件は戦後最大の事件となり、犯人は植松聖(うえまつさとし)容疑者であり、本人は容疑を認めています。

01.jpg


これが自首した時に乗っていた乗用車です。

05.jpg


血のりが見えます。

植松聖という名前を見た時、真っ先に「聖人」が浮かびました。

障害者19人の大量殺害を見ますと、

・・どっちが障害者なんだか

と思いました。

発言も、これを本当にこう思っているならば、日本で一番でっかい病院で見てもらえという話になります。

発言を抜き出すと、こうです。

07.jpg08.jpg09.jpg


「障害者なんていなくなってしまえ」

「私の目標は重複障害者の方が、安楽死できる世界です」

「障害者を殺す」

「重度障害者の大量殺人は、日本国の指示があればいつでも実行する」


衆議院議長にも同趣旨の手書きの手紙を送っていたようです。

相模原殺傷 衆院議長宛て手紙 全文 毎日

ここには驚くべき身勝手さが浮き彫りになっています。

私は障害者総勢470名を抹殺することができます。

理由は世界経済の活性化、本格的な第三次世界大戦を未然に防ぐことができるかもしれないと考えたからです。


障害者を殺せば、何故世界経済が活性化し、第三次世界大戦が防止できるのか、よくわからない理屈を主張しています。

しかも470名の障害者を殺戮すれば、そうなるようです。

重症ですね。

あるいは、

・・・疲れてるんだな

私の目標は重複障害者の方が家庭内での生活、及び社会的活動が極めて困難な場合、保護者の同意を得て安楽死できる世界です。

障害者は不幸を作ることしかできません。

日本国が大きな第一歩を踏み出すのです。


障害者を殺せば、日本が大きな一歩を踏み出すそうで、もしそれが正しいならば、日本が大きな一歩を踏み出すために、日本人は全員障害者を殺していかなければならなくなる。

日本が大きな一歩を踏み出すために・・。

やはり、

・・・疲れてるんだな

植松聖容疑者は、計画では260名を殺害する予定だったようです。

2つの園260名を抹殺した後は自首します。

しかして殺害後は、非常に自己に甘いことを考えています。

 作戦を実行するに私からはいくつかのご要望がございます。

 逮捕後の監禁は最長で2年までとし、その後は自由な人生を送らせて下さい。

 心神喪失による無罪。

 新しい名前(伊黒崇)本籍、運転免許証等の生活に必要な書類。

 美容整形による一般社会への擬態。

 金銭的支援5億円。

 これらを確約して頂ければと考えております。

 ご決断頂ければ、いつでも作戦を実行致します。

 日本国と世界平和の為に、何卒(なにとぞ)よろしくお願い致します。


心神喪失による無罪を画策し、逮捕後は2年の監禁のみであり、その後は整形手術で顔を変え、金銭を5億円も要求しています。

運転免許証等の書類に、戸籍上の自己の名前を変えることまで要求しています。

「伊黒崇」、「いぐろたかし」と読むのかどうか知りませんが、ここまで考えていたのですね。

殺される側のことは一切頭にないようです。

世界各国の要人も弔辞です。

012.jpg


戦後最悪の大量殺人事件の影で同日、14才の中学生が祖父を絞め殺しています。

100.jpg


早速リテラが記事にしています。

障がい者大量殺害、相模原事件の容疑者はネトウヨ? 安倍首相、百田尚樹、橋下徹、Kギルバートらをフォロー リテラ

容疑者がツイッターでフォローしていた有名人を見てみると、安倍晋三、百田尚樹、橋下徹、中山成彬、テキサス親父日本事務局、ケント・ギルバート、上念司、西村幸祐、つるの剛士、高須克弥、村西とおると、ネトウヨが好みそうな極右政治家、文化人がずらりと並んでいる。

また、その中身も、最近、右派発言が目立つ村西とおるの「米軍の沖縄駐留は平和に大きく貢献している、米軍がいればこその安心なのです」という発言をリツイートしたり、「在日恐い」「翁長知事にハゲ野郎って伝えて!!」といった、ネトウヨ的志向がかいま見えるツイートも散見される。


安倍首相以下、神道があの世から加担している者たちばかりをフォローしています。

植松容疑者の障害者差別と麻生氏の発言との類似性を思い出した人も多いのではないか。



年金生活者は早々に死ぬべきであり、国家に負担をかけるべきではなく、高齢者は死ぬべきと言う高齢者差別と障害者差別は、何か考えとして同じ匂いがします。

バカな国家主義者と言えばそれまでですが、随分と未熟が露骨です。

麻生財務相 「いつまで生きるつもりだ」 高齢者について講演会で 毎日

「90になって老後が心配とか、訳の分からないことを言っている人がテレビに出ていたけど、『お前いつまで生きているつもりだ』と思いながら見ていました」

肉体観、すなわち物質観ですね。

人間を肉体として見る物質観から人種差別は生まれておりますが、この同じ物質観から障害者差別が生まれています。

肉体という物質を基準に健常者と障害者を、これまた物質観から相対的に比較をする。

つまり神の心ではなく、神の体を基準にしているわけです。

すると健常者の方が見栄えがよく、障害者はハンデを負っている。

物質とは、神理上「利益と快楽」を意味しておりますので物質観は利益観と国益観を生みます。

利益と快不快いう悪を旨としているわけです。

すると障害者は不快であり、健常者の方が快楽があるために、その不快から差別をします。

また利益とは、有用性を基準にするために、この人間は利益で役に立つとか立たないとか言った見地を持っておりますので、障害者のように社会の役に立たないように見える者を、有用性という利益から差別します。

植松容疑者の「障害者は不幸を作ることしかできません」は、これに当たり、この不幸とは幸福(神の心)を基準とした不幸ではなく、自我の不利益と不快を不幸と言っている。

逆から言えば、利益と快楽、国益と国際的地位を得ることを「幸福」と認識している。

悪を幸福と認識しているから犯罪を犯すのです。

要は神の体、すなわち偶像崇拝を犯し、利益という悪を旨としている者が支配しているのが日本です。

その背後にいるのが神道ということですね。

利益と国益、すなわち神の体が目的ですから、経済力と軍事力を有しているアメリカに、いつもひれ伏すわけです。

神の善悪などは関係ありません。

その判断すらしたことはない。

ただ神の体が意味する経済力と軍事力、あるいは世界的な影響力にひれ伏す霊系統です。

つまり悪党ということですな。

神の心に帰依しているのではなく、神の体にひれ伏しているのは明らかであり、だから衰退している。

今後もしていく。

救世運動の失敗も、この異常とも言える霊的未熟が原因でしょう。

このような未熟な国民では、ゼウスも動きようがなく、救世運動など起こりようもない。

神の正義で使えないからです。

神の体を拝することを「偶像崇拝」と言いますが、この「偶像崇拝」から人種差別が生まれ、この「偶像崇拝」から障害者差別が生まれ、この「偶像崇拝」から高齢者差別が生まれ、自己標準の人間が大量生産されることになる。

日本は上がその特徴をみなもっている。

中東で「偶像崇拝」が禁止されてきた理由もこれだけなのですが、その意味を今もって人類は理解していないようです。

この霊的未熟は、一朝一夕にどうこうなる問題ではありませんから、民度の低さが救世運動の失敗の原因のひとつと言っていいでしょう。

悪だけは勉強になりましたが、それは基本は未熟が悪と言われるものの正体だからです。

これはつまり神道系の集団が要因の一つであったと言えるでしょう。

神道は悪党に巣食って今後も生きていきなさい。

衰退しかないのは分かっているはずです。

立て替えはゼウス神が実行されるのであって神道ではない。

だから日本では色々と予言があったようですが、立て替えはもうできないということですな。

恐ろしい犯罪を犯した。

まさに「くわばら、くわばら」と思っています。


posted by 管理者 at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会

2016年07月26日

デザインの変更

メインサイト用ブログ「Creator's Room Blog」の記事を4本更新しました。

デザインも変え、カテゴリも修正しておきました。

デザインが反映されていない場合、キーボードの一番上にある「F5キー」を押して、再読み込みして下さい。

カテゴリをクリックすれば、個別的な題名のみが並ぶと思います。

またこのサイトも「Creator's Blog 3」を改め、デザインももとに戻し、題名も「Creator's Blog」に戻しました。

デザインが反映されない場合、同じく「F5キー」を押して、再読み込みして下さい。

血生臭い事件が続いておりますが、今度はフランスの教会で神父が首を切られて殺されています。

「イスラム国」か、仏の教会で神父の首切り殺害

日本でも平成で最大の殺人事件が起こっています。

障害者ら刺され19人死亡26人負傷、男逮捕 相模原 朝日

酷い事件です。

犯人は障害者を差別していたようですが、肉体観から差別が出ている。

こころを見れば、障害者など存在していない。

肉体は不自由な側面はあるかもしれませんが、生命はヘレン・ケラーを見れば、分かるように健常者です。

ただ肉体の障害があれば、生命で思ったことを中々肉体器官で表現することが難しいだけであり、生命に障害者はいない。

相模原市緑区千木良(ちぎら)の障害者施設「津久井やまゆり園」で26日未明、刃物を持った男が入所者らを襲い、19人が死亡、26人がけがをした事件で、神奈川県警に殺人未遂などの容疑で逮捕された元職員の植松聖(さとし)容疑者(26)が、「意思の疎通ができない人たちをナイフで刺した」と供述していることが県警への取材でわかった。

県警は植松容疑者が身勝手な動機から、重度の障害者を狙って事件を起こしたとみて調べる。

警察庁によると、平成元(1989)年以降、最も死者の数が多い殺人事件となった。

植松容疑者の逮捕容疑は、26日午前2時ごろ、同園で入所者の女性(19)を刺して殺害しようとしたというもの。

県警の調べに対して容疑を認め、「障害者なんていなくなればいい」とも話しているという。


人間を肉体と見る物質観が、この殺人事件を生んでおり、肉体として見れば、その肉体に障害のある方を差別し、物質観から健常者と比較して「障害者なんていなくなればいい」と酷いことを言う。

人間は生命が本質だと言ってある。

人種差別も同じです。

人間は生命なのか、物質なのかという根源的な人間観によって世界は悪くもなれば、良くもなる。

肉体という物質で世界や人間を捉えますと、そこには肌の白い・黒い・黄色いがあり、その肉体観、すなわち物質観から人種差別が出ている。

人間は生命だと言ってある。

この大量殺人の犯人はネトウヨのようです。


ヘイトスピーチと言い、いい加減にしてほしいものです。

取りあえずご報告しておきます。


posted by 管理者 at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記