2017年07月03日

アメリカの潜在成長率

トランプ大統領とアメリカのメインストリーム・メディア(大手主流メディア)との対立は有名ですが、ついにこのような記事まで配信されるようになりました。

トランプ氏、「CNN」をボコボコに殴る動画を投稿 朝日

トランプ米大統領は2日、自身のツイッターで、プロレスの場外乱闘で、顔が米CNNのロゴになっている男性を自身がボコボコに殴っている動画を投稿した。

暴力を肯定する内容にメディア側は猛反発している。


・・チッチッチ、暴力ではない。

・・・プロレス


これですね。



左ラリアットにチョーク攻撃でCNNをボコボコにしています。

口での応酬よりも分かりやすいです。

巧妙な言論による印象操作によって一定の方向に世論を誘導しようとする態度が気に入らないのでしょう。

日本のメディアでもあります。

特に産経と読売は露骨過ぎて酷いですね。

完全に国民の知能を舐めてます。

読売新聞は長くとっていたのですが、あまりにも世論操作が酷いために取るのをやめました。

ここまで政権と癒着するメディアの多い国も、またないのではないか?

あのようなメディアは、一歩間違えば、またヒトラーのような独裁者を生むことになります。

IMFがアメリカの成長率の見通しを下方修正しています。

IMF、米成長見通しを下方修正=年次審査報告 ロイター

トランプ大統領は、3%を超えた成長率を約束していたと思いますが、IMFは難しいと予想しています。

国際通貨基金(IMF)は27日、米経済に関する年次審査報告を発表した。

トランプ米政権による減税や財政出動が経済成長を押し上げるとの見方を取り消し、成長率見通しを下方修正。

2017、18年とはともに2.1%とした。


成長率を「2.1%」と予想しています。

今年4月時点では、2017年は「2.3%」、2018年は「2.5%」予想でしたが下方修正です。

IMFは声明で、米労働市場は既に最大雇用とみなされる水準に達していることもあり、年率3%超の安定的な成長率を目指すトランプ政権の目標は達成しがたいだろうと指摘した。

アメリカの潜在成長率は、推計機関でまちまちですが、大体「1.8%」ほどです。

潜在成長率とは、資本、労働力、生産性の3つをフル活用した場合に達成される仮想上の成長率のことであり、長い目で見たその国の成長率を見るうえで重視される指標です。

国力の基本であり、これが低下傾向にあるということは、その国が衰退しつつあるということです。

1980年代には日銀の試算で「4.51%」、内閣府では「5%」だった日本の潜在成長率は、今では日銀で「0.23%」、内閣府では「0.8%」にまで低下しています。

明らかに国力が衰退しているということです。

内閣府では去年の8月29日までは潜在成長率が「0.3%」だったのですが、12月5日には「0.4%」に上方修正され、今年に入って基準改定により潜在成長率は「0.8%」に上方改訂されています。

2016年8月29日 内閣府 今週の指標

2016年12月5日 内閣府 今週の指標

2017年1月25日 内閣府 今週の指標

最新の潜在成長率も「0.8%」です。

2017年6月14日 内閣府 今週の指標 No.1169

官僚が一生懸命、鉛筆を舐めて数字を作ったように見えます。

しかして4%〜5%あったころから比べますと、潜在成長率「0.8%」というのは、やはり低下していると言わざるを得ない。

その国家が衰退しているかどうかは、この潜在成長率の推移を見れば分かります。

ではアメリカの潜在成長率は、どうなっているのでしょう。

ゴールドマンサックスは、アメリカの潜在成長率を「1.75%〜2.25%」と推計しています。

In Shocking Move, Goldman Slashes America's Long-Run "Potential GDP" From 2.25% To 1.75% ゼロヘッジ

アメリカの実質GDPは、大体この範囲で推移していく、と。

アメリカの商務省と労働省の統計を基礎に三菱総合研究所が作成したグラフによれば、アメリカの潜在成長率は、2016年〜2030年まで「1.7%」で推移していくと推計しています。


またBBVAとCBOの調査によれば、アメリカの潜在成長率は「1.8%」に低下すると予測しています。

政策立案者が怠けている場合は「1.2%」、労働生産年齢人口を増加させる生産性の向上と政策が回復した場合、アメリカの潜在成長率は「2.7%」まで上がる可能性がある。

更に投資を強化すれば、「3.2%」になる。


左のグラフが今後10年間の潜在的な実質GDPの平均成長率であり、右が長期的な実質GDPの予測です。

直近で「1.9%」となっていますが、推移を見てみますと長期的な低下傾向にあることが分かります。

どちらのグラフも右肩下がりの低下傾向にある。

GDP成長率もなだらかな低下傾向にあることが分かる。

世界のリーダーをしているアメリカが、日本ほどではないにしろ衰退傾向にあることが分かります。

1.8%〜2.1%」と言いますとIMFの見通しと一致しています。

大体この範囲で経済成長は推移していく。

潜在成長率が「1%台後半」にも拘わらず、成長率を「3%以上」にもっていくというのは至難のわざです。

ほぼ不可能でしょう。

自国の経済成長率を、いきなり2倍にするというのは、どう見ても不可能です。

潜在成長率の地盤沈下とは、その国家の衰退傾向をあらわしているのであり、一旦坂を下っていきますと、日本もそうでしたが、中々上昇傾向に移ることは難しい。

戦争経済は、また別の話ですけどね。

ただこういった状況においては、政策当局者は当然「戦争」を考えるでしょうね。

1929年の世界大恐慌から脱却できたのも第二次世界大戦という「戦争」でした。

経済で行き詰まってくると「戦争」で解決をつけてきたことも、また歴史の事実でしょう。

北朝鮮との「戦争」もあり得ます。

当ブログの真理とセットであれば、それは「ハルマゲドン」となります。

戦争」だけでは済みません。

必ず天変地異とトリプルセットとなります。

あまり良いこととは思えませんけどね。

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