2017年08月30日

始まった気候変動

インドのムンバイでも洪水です。



南アジアでも洪水が猛威を振るっておりますが、ここ数週間でインド・バングラディッシュ・ネパールの3か国で「1200人以上」の人が命を落としています。

ちょっとした虐殺です。

Monsoon floods cut off villages, swamp farms in South Asia PBS

アメリカ・テキサス州を襲っているトロピカル・ストーム「ハービー」でも、既に現時点で確認の取れている死者数は、警官を含めて「30名」です。

米ハリケーンの被害拡大 死者30人超える 日経

まだ増えそうな気配です。

テキサスを訪問中のトランプ大統領ですが、9月2日には被災地であるルイジアナ州にも訪問する予定です。

今回、甚大な被害を出した「ハービー」ですが、復興するにはトランプ政権の任期中は無理のようです。

トランプ大統領、ハリケーン「ハービー」被害把握でテキサス州訪問 NEWSWEEK

影響はエネルギー市場にも及んでいるほか、被害総額は数百億ドルに上る見通しで、復興はトランプ大統領の現在の4年の任期中には完了しないとみられる。

アメリカ本土での降雨量の記録が、「ハービー」によって更新されています。

「ハービー」、テキサス州の降雨量記録を更新−米国立気象局 ブルームバーグ

モントベルビュー近郊のシーダーバイユーでは、ハービー伴う降水量が現地時間午後3時29分時点で51.88インチ(約1318ミリ)と、これまで最高だった1978年の熱帯低気圧「アメリア」による48インチを上回った。

これですね。

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このほかにも「クリア・クリーク」と「メアリーズ・クリーク」でも、歴代1位だったトロピカル・ストーム「アメリア」の降雨量を上回っています。

ただこれはあくまでアメリカの本土での話であり、アメリカ全体では歴代1位は、ハワイのトロピカル・ストーム「ヒキ」であり、「52インチ」を記録しています。

数週間経過しなければ正確には分からないそうですが、「ハービー」は、この記録も更新するのではないか?

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降水量は、ポリティコでは「20兆ガロン」とあったのですが、現時点では「14兆ガロン〜15兆ガロン」のようです。

画像にもありますが、この降雨量に「5兆ガロン」加わる予想ですから、結局ポリティコの言っていたように大体「20兆ガロン」ということです。

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カトリーナが「6.5兆ガロン」ですから、「ハービー」はカトリーナの「3倍」の降雨量をもっていたことになる。

してみると凄い降雨量です。

おかげでヒューストンは、こんなことになってしまいました。

以前
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以後
hyuusuton2.PNG

ソース

洪水になると、場合によってはこうなるのですね。

洪水の中を必死で泳いでいます。


助かったから良かったものの、こういった事態に直面した人のすべてが、救われるとは限らないと思うとゾッとします。

テキサスのポートアーサーの避難所でもこれです。

避難所でもこうなるのです。

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水浸しです。

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被災中にこういったデマ画像を流す人もいましたが、ワニの件は事実のようです。

ハリケーン「ハービー」で保護施設からワニ脱走の恐れ 米テキサス AFP

米国南部テキサス州で29日、保護施設にいるワニが大量に逃げ出して人口密集地域に泳いでいくのではないかとの恐れが出ている。

動物公園・保護施設「ゲイターカントリー」には約350匹のアリゲーター(ワニの一種)がいるが、逃げないように囲ってある柵の最上部近くまで増水している。

「(水が)柵を越えるまであと1フット(約30センチ)もないところまできている。どうしたらいいのか分からない」


ほんとシャレになりません。

どう見てもサメよりもワニの方が怖いです。

しかも350匹も。

どんだけ大量にいるんだよ、と。

今後の「ハービー」の進路はこれですが、最終的にはニューヨーク方面に向かう模様です。


被害の全容が、まだ分からないのですから、正確な被害額は出せないはずですが、試算としては「420億ドル(約4兆6000億円)」とされています。

ハリケーン「ハービー」の経済損失、4兆6000億円と試算 AFP

大型ハリケーン「ハービー(Harvey)」による経済損失が、420億ドル(約4兆6000億円)に上るとの試算が29日、明らかになった。

ダムや堤防の決壊による被害が広がり、これまで試算されていた300億ドル(約3兆2900億円)から一夜にして大幅に引き上げられた。


今後も引き上げられていくはずです。

ハリケーンに襲われた地域の被害状況はようやく見えてきた段階で、テキサス(Texas)州や米国経済への打撃は長期にわたるとみられている。

というのはテキサス州というのは、カリフォルニア州に次ぐアメリカ第2位の経済的規模を誇っており、カナダや韓国より規模が上です。

ある意味、「ハービー」は、アメリカの経済的中枢の一つを強襲したことになる。

心象的には不吉なハリケーンです。

テキサス州は、文明の中心をなすエネルギー産業の中心です。

エネルギーがなければ、文明は存続し得ない。

あまり悪いことをやっておりますので、この文明は終らせますよ、という神の合図かもしれない。

経済への影響は長期に渡るとありますが、被害額はまだ過小評価されていると思っています。

「ハービー」による420億ドルの経済損失は、2005年のハリケーン「カトリーナ(Katrina)」の1180億ドル(約12兆9500億円)を大幅に下回る。

しかし、2008年にテキサス州とカリブ海地域の一部を襲ったハリケーン「アイク(Ike)」の430億ドル(約4兆7000億円)、2005年に北米大陸を襲ったハリケーン「ウィルマ(Wilma)」の380億ドル(約4兆1700億円)に並ぶ被害額という。


昨日はカトリーナの経済的損失額を「1440億ドル」と書きましたが、この記事では「1180億ドル」とあります。

保険金支払いがどうなるのかは、未だ判然としませんが、過去のハリケーンによる保険金支払いはこれです。

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カトリーナは「800億7000万ドル」とあり、東日本大震災の「370億3000万ドル」がこれに続いています。

カトリーナの保険金支払いは、圧倒的な額だったことがわかります。

昨日、ポリティコが「ハービー」を、気候変動を原因としているというより、気候変動とは元からあるハリケーンの威力を増加させるとしておりましたが、世界気象機関(WMO)も同様の見解です。

Is tropical storm Harvey linked to climate change? ガーディアン

ハービー」と気候変動の関係を問われて、火曜日に世界気象機関が出した声明により「ほぼ確実」に関係しているとポリティコと同じことを言っています。

気候変動とは、「ハービー」のようなイベントがあった時、通常よりも降雨量が多いことを意味すると言っています。

確かに「20兆ガロン」という途轍もない降雨量です。

通常の気候ならば、ここまでの降雨量はないが、気候変動の場合、通常よりも威力を増加させるために、ここまでの膨大な降雨量になり、被害も各段に上昇する。

これは自然災害による人類の致死率を上昇させることになる。

既に気候変動が始まっていると言う点は、世界気象機関もポリティコも同じ見解です。

神の心が善、神の体は悪であり、正義が善、利益が悪というのは真理の基本です。

富と国益を目的とした人類と文明は、その法則通りに文明の終焉を迎えそうです。

悪とは自壊現象そのものが、その正体ですから悪を目的とすれば、個人であれ、国家であれ、文明であれ、その性質の通り「自壊」していくことになる。

人が利益や国益という悪を追うのは、女の論理であり、

私を触った方が、神さまの心より気持ちいいんだから

ですが、気持ちがいいから利益と国益を追うのです、このスケベがね。

快楽です。

幸福と快楽を区別できていないのです。

このスケベによって文明と世界は崩壊していくわけです。

まったく笑っていいやら、泣いていいやら。

信仰の欠如は、自我主体の生き方となり、自我は必然的に利益と快楽を目的としますので、換言すれば信仰の欠如が文明と世界の崩壊をもたらします。

これも永遠に変わらない理法です。

未来でも、もしその文明と世界が崩壊する時は、必ずこの自我主体、利益主体、快楽主体の生き方を、人類がした時である、ということです。

これも永遠に変わりません。

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posted by 管理者 at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 自然災害
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